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TALK SHOW|Vol.6
Harvest Festival Tapestry at PHAETON

佐久間 裕美子 × 早坂 香須子
 


Q5. 佐久間さん、選択するってどういうことでしょう?

趣味は「仕事」です。

人生はいつも「選択」

早坂香須子
まあその、傷つきたくない、とか
人生っていつも「選択」だと思うんですよ。
 
どっちを選ぶか。
例えば、今日のお昼、
ハンバーガーを食べるか、
モロッコランチを食べるか。
それでも人生が変わるくらい、
なんかその一個の選択じゃない?

やっぱりそこで、傷つきたくないとか、
なんか怖いとか、そういうことで
なかなか自分で選択できない、
選べないって人は多いと思うんですね。
私もそういう時あるし。

なんだけど、
この佐久間さんの新しい本、
「ピンヒールははかない」に付箋が・・
好きなページがあるんですけど。

佐久間さんのお母様。の言葉でね、
「選んだ道が最善の道よ」っていう。
素晴らしいと思わない?
佐久間裕美子
めっちゃ前向きだよね。
早坂香須子
ふふふ
PHAETON
会場:笑
佐久間裕美子
でも本人に言ったら覚えてなかったよ。
PHAETON
会場:笑
早坂香須子
そんなもんなんだよね。笑
佐久間裕美子
「そんなこと言ったかしら?」って。笑
早坂香須子
そう、でもその後に、
ユミちゃんが、

「いつだって自分が選んだ道がベターなのだ」

って書いてあって。
ほんとそれ間違いないな、って。
佐久間裕美子
そうだよね。
早坂香須子
やっぱりすごい、もう、なんだろうな。
ジュクジュク考えて、
考えて考えて、
選んだり、選ぶのをやめたり
すると思うんだけど、

もう、選んだ道しかないもんね?

後悔っていうのは、しなかった時にするもの

佐久間裕美子
そうそう。選んだ道しかない。

あとね、やっぱりね、
それを多分言われたのは、
22歳とかの時なんですけど、
それでも何度かできなかったことは
あるんですよね。

で、あのー、例えばさ、
パレスチナ人の友達に、結婚式に。
パレスチナで結婚式をするから、
まあ結構怖い所だよ。怖いエリア。
彼女そういうところ出身だったからね。
来たかったら来てもいいよって言われたわけ。

で、そん時は、半分ビビってたのと
お金が無かったから、
行かなかったんだけど、
そんなパレスチナの結婚式に呼ばれるなんて
一生に一度のチャンスなのに
私は本当になんてバカなことをしたんだろうって。

とりあえずお金のこととかは、
後に置いておいて、
クレジットカードという
便利なものがあるのだから
行ってしまえば良かったと思ってる。

未だに後悔してるわけ。
早坂香須子
なるほど〜
佐久間裕美子
で、もうこの中で、
どれだけの方が読んでくださったか
わかりませんけれども、
元旦那さんが亡くなった時に、
お別れに行くかどうか問題とかも
やっぱり相当悩んだわけ。

その、遺体と対面したいか、とかね。
だけどその時もね、友達にね
「どう思う?」って聞いたら
「あのさ」って
それは私もず〜っと友達とかに
言ってたことだったんだけど、

「後悔っていうのは、
しない時にするんだよ」って。
早坂香須子
確かにね。
佐久間裕美子
だから、やったことに関しては
よっぽど、やっちゃったなってならない限り・・

私ね、本にも書いたけど
あの時母に「足を折るわよ」
って言われたの。行く前に。
(本の内容参照)
早坂香須子
ふふふ
佐久間裕美子
あれは予言だったのか呪いだったのか
未だにわからないんだけど、
(当時)大殺界だったんですよ。

私の場合はさ、
そういう非科学的なことは
信じて無かったわけ。

またバカなこと言ってる、と思って。
大殺界なのに今まで何も起こって無いから、
「絶対足を折ると思う」
って母に言われて・・
しかも仕事だったのね。で、

「大殺界だからこの仕事は行きません。」
  とか言わないじゃん?
早坂香須子
ふふふふふふ
言わない。笑
PHAETON
会場:笑
佐久間裕美子
だから、
そんなこと言われても
行きますよ私は、って。

・・本当に、まんまと折ったから。

でもじゃあ、母があの時
そういうことを言ったからといって
行かなかったら多分絶対後悔してた。

その場合は足を折ったかわからないわけだし。
って思うとやっぱり、
言って良かったと思ってるのね、今は。

(足に)安いボルト入ってるけど。笑
早坂香須子
その、折った時に感じたことまで
ちゃんと書いてあるから、
必ず、折って終わりじゃないんだよね。
佐久間裕美子
もうなんでも都合よく書いてあるから。笑
これはもう私の体を、健康を手にいれるために
神様が私の足を折ってくれたんだって。
みたいなことを。
早坂香須子
佐久間裕美子
そういう風に解釈するから。
それに後悔はないんですよ。

後悔っていうのはやってないことに、
「やらない」っていう選択をした時に、
持つものだから、その、
その法則でいくと、
とりあえず、やる・やらない、の時は
「やる」を取る。
早坂香須子
お〜
佐久間裕美子
でまあ、右か・左かっていう時は、
ほんとに自分の感じがいい方で
エイってやってしまったら。
っていうことでいいんじゃないかな。
って思ってます。

後悔することもある

早坂香須子
私は・・
やっちゃって後悔することが。
佐久間裕美子
えぇ?ある?
早坂香須子
あるあるある。
でも・・あるから。
やっちゃった、とか恥ずかしい、
とかいうことが。
やった中で、やらない方が、
私はなんか・・

1個は99年に、NYに3ヶ月だけ行ったのね。
それで、英語学校に行って、
アシスタントに就こうかなと思って、
メイクのね。それで行ってたんだけど、
3ヶ月で、ビザが無かったから、
一回帰らなきゃいけなくて。

で、帰ってすぐに戻ろうと思ったんだけど、
日本でも用事がいくつか出来てきたりして、
結局戻らなかったんですよ。
で、今でも、あの時戻っていたら、
どうなっていたんだろうなって。

なんであの時、東京でルームメイトが
いたので、ルームメイトが、
帰って来てくれないと家賃が困るとか。
でもそれ全然ってどうにかできたと思うの。
佐久間裕美子
うん。うん。
早坂香須子
じゃあ他のルームメイトすぐ探すわ、とか。
でもそれをやらないで、東京に帰ったのは
自分の選択だから、それについて
後悔は無いけど、どうなってたのかなって思う。
佐久間裕美子
そうね。
今カズちゃんはしょっちゅうNY行ってるけど、
若い時にそれをやってるのとは違うかもね。
早坂香須子
だってさ、英語だってさ
滑らかに喋れるわけじゃないから。
わかんないことがあったら
「今なんて言ったの?」とかさ、
あの時戻っていたら今頃・・
佐久間裕美子
その気持ちはすごいわかる。
だからそれは教訓としては、
カズちゃんはその時に、
本来はNYに残りたかったわけだよね。
早坂香須子
うん。
佐久間裕美子
それを、我慢しちゃったってことだよね。
だから、我慢しなくていいってことだよね。
早坂香須子
そう。そうなの。
佐久間裕美子
我慢したんだよ。
早坂香須子
・・・ セラピーみたいに
なっちゃってますけど。笑
佐久間裕美子
早坂香須子
なるほどね〜
佐久間裕美子
まあ反対だから、私は。笑
早坂香須子
なるほど。
佐久間裕美子
なんか我慢も
「いいことない」っていうかさ。
早坂香須子
私は逆に、あの時
楽な方を選んじゃったって
思ったのね。
佐久間裕美子
あ〜そういうことか。
早坂香須子
もしかしたら、NYに居た方が・・
居たかったんだから。
そうだよね、我慢しちゃったんだ。
佐久間裕美子
それは別に楽な方を選んだわけじゃ
ないと思うんだよね。
友達にね、責任感とかあったんじゃない?
早坂香須子
それは完全なる
責任転換だと思うんだけど・・
それは本当に今でも思う。

だからなんか、
アシスタントで海外行きたいって
いう子がいたら、
「行きな行きな」って。
「行けるうちに行きな」って。
佐久間裕美子
でもそれもさ、
やったからわかることだから。ね。
やってなったらわからなかったことだから。
それで何か別の道が開けたりとか。
早坂香須子
それで、
バリバリモードの仕事を
したかったけれども、
結局は振り切って今オーガニックの方へ
来ているわけだから、
まあ人生何が起こるか
わからないってことだよね。
佐久間裕美子
うん。

大きい船に乗せられているような

佐久間裕美子
なんかやっぱり
私なんかこうやってね、
自分の意思で動いてるような感じだけど、
そういう風に見えると思うけど
実際やっぱりちょっと
動かされてる感はあるっていうかさ、

ほら、出会いとかって、
仕事の出会いとかもなんでもそうなんですけど、
ほんとにここに立っていたら
あちらからあの人が歩いて来て、
「そういえばあの仕事しない?」って
言われたようなことってあるじゃない?
早坂香須子
あるある。
佐久間裕美子
そういうのって自分で計画もできないし、
なんか、ふわっとね、
こうなんとなく大きい船に乗せられていてね、
あっち動かされたり、こっち動かされたり
してるような気もどっかでする。
早坂香須子
でもそれはさ、
あっちから歩いてきた人のことを、
ちょっと数日前に考えてた、とか
そういうことない?
佐久間裕美子
あるある。
早坂香須子
やっぱりそういう仕事って、
例えば「そういえば2年前に
こういうことしたいと思ってた」とか
佐久間裕美子
あるある。
早坂香須子
脳科学的にも、全部それが
解明されてるんだって。
佐久間裕美子
そうするとさ、
そういうことを考えるっていうことが
すごく重要だっていう話になるよね。
早坂香須子
だからなるべくいいことを。
考えるようにしてる。
だって会いたいと思ったら
(佐久間さんに)会えた。

願いましょう。

佐久間裕美子
そうそうそう。
そうなんですよ。
すごいよね。

私もよくね、
珍獣みたいに思われがちだから。
(自分を指して)
PHAETON
会場:笑
佐久間裕美子
しかもさ、
この人が作ってる
この服すごい好きとかで、
誰に会いに行くとか決めてるじゃない?

で、人に紹介されたりした時に、
呑み屋で一緒になったりとかして、
私は「好き好き」って感じを出してるのに、
向こうはさ、「何この人?」って
感じになる時があるわけ。
早坂香須子
うん。
佐久間裕美子
で、ああわかって貰えなかった、
とか思って。それでもうちょっと
女っぽくないといけなかったかなとか
思ったりするんだけど、
でも絶対何かあるよ、
絶対仕事やるよ、って思ってると、
なんか急に、そういえば原稿読みましたとか
メールが来たりとかして。

最初どうしても得体が知れない
感じがしちゃうから、笑
(自分を指して) 
なんだこいつはって。笑
ってなるんだけど、
でもずーっとこう願っていると、
なるんですよ。

だからみんな、願いましょう。
欲しいものを。
イメトレイメトレ。
早坂香須子
だって私も、
佐久間さんの山の小屋の日記を読んで、
山の小屋がいいなぁと思っていたわけなのね。
佐久間裕美子
叶ったじゃん。
早坂香須子
つい最近の話だからね。
佐久間裕美子
ほら。
早坂香須子
だからみんな・・
今日は満月だし。
佐久間裕美子
急に祈祷師みたいに。笑
早坂香須子
あはは
PHAETON
会場:笑

 

 


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