PHAETON FRAGRANCE LONGBAR

生態系の神秘

毎回、シリーズごとにコンセプトを掲げ、3つの作品(トリロジー)を発表しているリキッド・イマジネ。それは、まるで3冊で構成された物語のよう。このトリロジーの香水一つ一つがキャラクターであり、他の2つのキャラクターと関わりでそれぞれの役割を担い、補い合い、ひとつの完全なストーリーを紡ぎ出すのです。

数あるトリロジーの中で最も、3つの香りでひとつという一体感を感じさせる香りが、
LES EAUX ARBORANTES(レ・ゾウ・アルボラント)。『木の水』と名付けられたトリロジーは、樹液が根から木の幹を伝って登っていく香りの旅を表現しています。






→ TELLUS|テルース
大地の奥深さを感じさせる木の根。自分の鼻を木の根元につけた時に感じる全て。
湿度を帯びた香りは不思議と心を落ち着かせ、地面と一体化する感覚に陥ります。

→ SALTUS |サルトゥス
木肌からほとばしる精気、樹液のイメージ。
上に伸びようという生の欲求に満ちたエネルギッシュな香り。

→ SUCCUS|スキュース
内なるパワーを解放する新芽のイメージ。
樹液、葉、そして花から果実を実らせるべく魅了し、鳥や虫たちを魅了します。
大自然のエッセンスを集約した官能的な香りは、あなたの魅力を開花させるパワーを放ちます。

根底に眠る本能を呼び起こすかのような不思議な感覚が身体を巡る、自分自身も生態系の一部だという事を想起させるトリロジー。

神聖な生物の生態系や生命の在り方、成長のエネルギーとそれに沿った香りの変化は、初めて出会う不思議な香りでありながら、どこか懐かしさを感じさせます。

あなたにとって香水とはどんなモノでしょうか?

身だしなみ、ファションの一部として、また自分自身を鼓舞するためのモノ。。。


生態系のトリロジーは、そんな香水の概念を超越する事でしょう。
アクセサリーのように身を飾り立てるものではなく、その神秘的な美によって身体に働きかけ、私たちの想像力を高めることで精神にまで働きかける香りなのです。

雪が溶け、新芽が芽吹きだす春。

一年で最も生態系の動きを感じられるこの季節に、ぜひご堪能ください。

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