Vol.324 PHAETON FRAGRANCE BAR

 

 

PHAETON

フレグランス・バー

Fragrance Bar

 

 

90年代終わり頃から2000年初頭に現れた、フランスを中心としたニッチフレグランス。マスマーケット向けのものではく、調香師の類いまれなセンスで作られる個性あふれる香水は、大量生産では、絶対に実現できない希少な天然香料を使用したもの、かつては想像すらできなかった極上の合成分子を用い、化学反応を利用した実験的な21世紀的なマッドなフレグランス。それらは、私たちを時空の彼方へトリップさせます。スペースシャトルのドアの香りを研究し、完成させた宇宙の香り。アンディウォーホルの「私はプラスチックになりたい。」から生まれたセルロイドの香り。黒ミツバチの蜜蝋だけで作ったビーワックス。ヘミングウェイの香り、世紀の色男の香り、体液がテーマになった香り。フェートンを開いた2010年から、いつもニッチフレグランスは、お店から欠かせない存在でしたが、それらをひとつの空間に集め、カリスマ・パフューマーのニッチフレグランスを対面式で提案する専門店にしました。PHAETON Fragrance Bar (フェートン・フレグランスバー)と命名し、香りの芸術品を集め、次世代の香りをご案内していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

混沌とした時代の中で、

自堕落な官能的な香りは、まさに現代の媚薬である。

そう、感じています。

 

 

 

PHAETON

Fragrance Bar

kanazawa

 

2019 . 12 . 14 – 2020 . 2 . 2

金沢フォーラス1F

 

来春に、本格的なフレグランスバーを、

金沢市内でオープンします。

 

 

2019 . 12 .16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vol.321

 

 

 

 

 

2013年ごろにデビューした、イギリスのおばさんが庭で作業するときに着ていたシャツがインスピレーションだったあのガーデナーシャツが進化し続けて、いよいよここまできた。流行化することは、大衆化することである。しかし、媚びない姿勢を一貫してとり続け、PCスタイルをスタンダードとまで言わしめた。誇りを持たないちゃんぽん文化日本で、ポータークラシックは、実にヨーロッパ的であると言える。誇りを最後まで守っているということである。シャツジャケットという呼び名になったけれど、今も僕は、ガーデナーと呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( Leather Shirt Jacket / Kintsugi Button )

Porter Classic

 

2019 . 12. 9

 

 

 

 

 

 

Vol.318

 

 

「肩のこらないサスペンダーが欲しい。」

 

いよいよ解決しました。ゴム製は、立っても座っても、テンションがかかっていることに気がついたことが、はじまり。答えはレザーでした。座ったときは、テンションがかからず、肩にクリアランスができます。ベルトに続き、リングは、本池大介さんに制作して頂きました。国内トップクラスのクラフトマンとして名高い本池大介が全て手作業して仕上げています。それは、パーツではなく、ジュエリーです。縫製はNaoko Watanabeさんが、全て手で仕上げています。リング周りの縫製は、先端のエッジの部分がラフな仕上げなのに対し、きっちりと裁断と縫製で仕上げ、手縫いならではの表現を生かしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

形もいたってオーソドックスに、変わらず、飽きず。が基本。時代、時代におもねず。媚びない姿勢を一貫して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Deep Pocket の合言葉は、いつも変わらず、

「最新の注意を。」である。

 

 

( ふ SUSPENDERS )

 

 

2019 . 12 .1

 

 

 

Vol.317

 

 

 

一個、十万円を超えるため息のでそうなサングラス。1962年、アメリカ合衆国大統領・ジョン・F・ケネディが愛した、アメリカンオプティカル社が産み出した傑作がある。買い付けることができたたびに、玲雄さん(Porter Classic )と、「不良のアイコンがウェイファーラーなら、エレガンスのアイコンは、JFKだ」と、会話に花が咲く。大統領が愛したサングラス。ディテールやシルエットの風格もさることながら、説得力にみちた一本なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1950’s American Opticals ” JFK “

(  Vintage Eyeglasses  )

 

MOUTON BEATNIK SMOCK

( Porter Classic )

 

Cashmere Pile High neck

( Porter Classic )

 

Sashiko Light Cropped Pants

( Porter Classic )


 

 

Model

Leo Yoshida ( Porter Classic / CEO )

 

 

2019 . 11 . 28

 

 

Vol.314

 

 

 

エレガンスとは、その女性が立ち去ったあとに、彼女の記憶とひそやかな存在の息吹が漂っている、そんな風格であるが、ダンディズムとは、男がこの世を去ってから漂わす息吹である。「かつて」や「実在した」という、男は、” 幻 ” を追い求める遺伝子なのだと信じたい。そうでなければ、灰になるものや、散るもの、蒸発好きな私も、あの ”ロマン “を証明できない。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かのアメリカ合衆国の大統領は、

21世紀では、サングラスの帝王。

 

 

 

 

 

 

2019 . 11 . 24

 

 

 

 

 

 

Vol.313

 

 

 

自分のスタイルを持つ重要性。それは、ひとりひとりが自分を美しく見せる色を持つこと、自分が休息できる色を持つことは、思っている以上に大事なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンドメイド・イン・ベルリン。” Bagjack ” は品質に対する自信が強く、最大の特徴はやはり、群を抜いた素材感覚、ベンチメイドの一点物といえる。大量生産、大量消費の社会が到来し、合理的なモノづくりが生んだ産物、「均一」があふれた時代に、我が子のように作る、手づくりのバッグはいまや大変な貴重品になりつつある。

 

 

2018年に仕込んでおいた、ブルー別注が、

たくさん届いて幸せだ。

いいブルーでしょう?

 

 

 

( Bagjack  )

 

 

 

 

2019 . 11 . 18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vol.312 石元泰博 / Chicago , Chicago

 

 

 

 

 

 

 

 

圧倒的な造形感覚。

「 Chicago , Chicago 」石元泰博

(1960年から63年に撮影 )

卓越したという言葉がふさわしい、

正統的な近代写真。

 

 

 

雪がつもったフェートン。ダッフルコートに、圓八のあんころ餅。コーデュロイパンツに、ダージリン。

 

白い吐息。

 

 

「 Chicago , Chicago 」

オリジナルプリントを展示します。

石元泰博さんの波動が、

店内を満ち満ちさせています。

ピリッとしてます。

 

2019 . 11.17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vol.311

 

 

服はそれを着ている人間を語ってくれる鏡。

生き方、遊び方、すべてを映し出してしまいます。

 

仕立ての良い、最高の品質で、それ自体に人の注意をあつめたりしない服、それは、本当にクラシックです。今年も、オールドジョーに生地別注で、10年ぶりのハリスツイードで仕立てて頂いた。少し厳しめに仕上がり、とても満足のいく2ピースになりました。予算スタートではないので、1着、2着の世界です。今日、お店に着いたら、嬉しいお便りでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっとブルーの気分で、

ブルーしか作りませんでした。

今年も全身ブルーでいい。僕は。

とか言って、グレーも頼んだ。

ええーーー

 

 

( OLD JOE  )

 

 

 

2019 . 11 . 16

 

 

 

 

 

どうしても、追記したいことが。

 

今日、昼食で定食屋さんに入り、ご主人の趣味程度の、握り寿司を頼んだ。以前に、うちのコウイチときたことがあり、その時に、生ホタテフライを食べて美味しかったので、趣味も高じてなんたらと言うので、握り寿司を頼んだのですが、北陸で、こんなに美味しくないお寿司を食べてことがなかったので、目をパチパチさせ、カウンターを二度見して、寿司を二度見した。ご主人の趣味を恨んだ僕は、勘定を済ませ、すぐ市場に向かった。ズワイガニをやみくもに買いあさった。髪が乱れるほどに。趣味は迷惑にならない程度に、お手柔らかにお願いしたい。